東京学芸大の准教授解雇「無効」の判決

判決によると、同大院の英語の入試問題の作成を担当していた男性は2021年1月、問題を外部に伝えたとして同大に懲戒解雇された。

 判決は、研究室を訪れた大学生に対して男性が「この本を勉強した方がいい」などと伝えたことは漏洩に該当すると認定した。一方で、出題範囲だけを示唆した程度に過ぎないなどとし、入試の「公平性・公正性について実質的危険性を生じさせ得たものとはいい難い」と指摘。懲戒解雇は「明らかに、重きに失するといわざるを得ない」とし、無効だと認めた。

東京学芸大の准教授解雇「無効」の判決 入試問題の漏洩めぐる訴訟 (msn.com)