大学編入試験のメリットは?

大学編入試験のメリットは?

一番のメリットは目的に応じた受験が出来ること

「高校の時には見えなかった進路が進学後や社会に出てから見えてきた」「教師になりたい」「将来マスコミに就職したい」「カウンセラ-になりたい」「本当は○○学科で勉強したかった」「今の大学では思うような勉強ができない「もっと刺激のある大学に行きたい」「もともと4年制大学へ進学を志望していてあきらめきれない」「短大、高専、専門学校での勉強をもっと専門的に」など、編入を目指す人の目的は様々です。編入試験の一番のメリットは、自分の目的に応じた受験が出来るということなのです。一般入試受験時に「たまたま受かった学科だから」、「高校で推薦入試を勧められたから」、「周囲がみんな進学するから」など、目標のないまま進学する方は決して少なくないと思います。入学してから自分の勉強したい内容ではなかった、将来希望する進路とは関係のない学科へ進学してしまった、と後悔する方もいらっしゃるでしょう。現状に満足できない方にとって大きなチャンスが編入試験です。しかも、出身校で取得した単位を生かして2年で卒業できます。
  高校3年生の時にはやりたいことがはっきりしていなくても、進学してから、社会に出てから、勉強したいことや将来 の目的をみつけ、それにあった大学や学科に途中から入学できる、再度チャレンジできる、それが編入試験なのです。
それだけに、何のための受験か、目的をはっきりさせることが大切です。

編入試験では受験勉強が編入後にも役立つ

 大学編入に向けての受験勉強は、一般的に語学と専門科目(または小論文)で、専門科目はこれから自分が進学を希望する学科の内容です。もともと興味のある勉強ですし、受験勉強したことがまた、入学後に生きてくるのです。よく、「編入後に周囲についていけますか」という質問を受けますが、しっかりと受験勉強をしていれば大丈夫。一般入試では英文学科や法律学科を受験するにもかかわらず古文の単語を暗記しなくてはなりませんが、受験が終わればそれっきりです。そこが一般入試と編入試験の大きな違いなのです。そしてそれは国立でも私立でも変わりありません。試験内容が国立も私立も同じ、国立の受験でもセンタ-試験を受ける必要がなく、試験日程さえ重なっていなければ何大学でも併願できる。それも一般入試と大きく異なる大学編入の魅力です。そして編入試験では受験勉強が編入後にも役立ちます。
 そのために、大きなメリットも生まれてきました。それは、高校3年生の時の偏差値では決して受からなかった大学にも、編入試験なら合格できるということです。

どのような方に対応できるの?

受験先が決定している方はもちろんですが、まだ漠然と他の大学への編入を考えている方もお気軽にご相談いただけます。究進塾は大学授業の補習に熟練した講師が揃っていますので、大学の内容を分かりやすく教わることができます。また、大学編入試験の指導に長年従事し、豊富な情報を持つ講師もおりますので、進路の相談や受験校の選定からできる環境が整っています。

授業は、どうやって進めて行くの?

進路相談や志望理由書作成の場合

まずは大学編入試験の指導経験が豊富で、多くの情報を持っている講師との体験授業を受けていただき、受験先の選定や志望理由書作成をメインとした指導を進めて参ります。受験先が決まった段階で学科科目のサポートが必要となった場合は、改めて学科指導の講師をご紹介致します。

学科科目指導の場合

基本的には過去問を大学から取り寄せていただき、過去問の解説をしていきながら解けるようになりたい分野の問題を整理していく流れです。
編入試験は大学入試と違い出題傾向がかなり限定されています。基礎固めから必要な場合であっても真っ先に必要な分野の整理をするところから始めることをおすすめしております。基礎知識が足りない部分についてはその加減を見極めて適当な参考書をご提案致します。

大まかにどの程度の期間を必要とするの?

基本的には大学1~2年レベルの知識と英語を必要とするところが多いです。それを習得するまでの期間は専攻や個人差によって大きく変わります。文系の専攻であれば最短で2か月程度の準備で合格する例もあります。一方で、理系の学科試験がある専攻を前提とした場合、自分ですでに解ける分野と全く歯が立たない分野などある程度自己分析されている方は試験半年前からの期間で成果を上げられることが期待できますが、どの分野も全く歯が立たない、もしくは全ての科目について基礎から教わりたいという場合は1年以上の準備期間を要します。

編入試験の入試科目

編入試験の入試科目は大学・学部・学科によって多岐にわたっています。

理系編入の場合

・英語の筆記・理数基礎科目・面接
・英語の筆記・理数基礎科目・個別の専門科目・面接
・英語の筆記・個別の専門科目・面接
・英語の筆記・小論文・面接
TOEICなど・理数基礎科目・面接
TOEICなど・個別の専門科目・面接
TOEICなど・理数基礎科目・個別の専門科目・面接
TOEICなど・小論文・面接
・英語なし・理数基礎科目・面接
・英語なし・理数基礎科目・個別の専門科目・面接
・英語なし・小論文・面接
・英語なし・筆記なし・面接

※理数基礎科目とは、数学、物理、化学、生物、情報などのこと。個別の専門科目とは電気工学、機械工学などのこと)

文系編入の入試科目

・英語の筆記・専門科目・面接
・英語の筆記・小論文・面接
・英語の筆記・面接
・TOEICなど・専門科目・面接
・TOEICなど・小論文・面接
・TOEICなど・面接
・英語なし・小論文・面接
・英語なし・筆記なし・面接