アメリカの名門・カリフォルニア大学は、学力試験を大学入試で撤廃して「情熱」を見るように。

優秀の定義は「偏差値」から「人間力」へ拡大

 世界屈指の名門大学であるカリフォルニア大学は2020年、SATやACTと呼ばれる「学力テスト」を入学選考から撤廃しました。これに追随するように、2021年現在、全米約5300大学のうち、入学選考から学力テストを「完全撤廃」した大学が1830校、学力テストの受験をオプション(任意)とする大学が1400校に上っています。

 学力テストに代わって注目されてきたのが、「生徒自身の情熱」です。「あなたの強みは何ですか?」「得意なことは何ですか?」という問いに対する生徒の答えで合否が決まります。

 ちなみに「打ち込んできたことは受験勉強です」という答えでは、不合格です。どの分野の勉強が好きで、高校時代にどれだけ深く掘り下げてきたのか、どんなチャレンジをしてどんな実績を上げたのか、自分の「情熱」の中身を具体的なエピソードで明示しなければなりません。

 さらに、大学で何を学び、将来どんな道に進みたいのかという「自分の情熱」をストーリーに織り込み、大学側に自分の「伸びしろ」をアピールすることが欠かせないのです。

子どもの将来を決める、学歴より大切な「たった1つの武器」とは? | 「強み」を生み出す育て方 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)

総合型選抜(旧AO入試)は、日本でも広がり、

セク年度からは、指定校推薦などと合わせて

一般入試よりも多くなりました。

日本の大学入試は、アメリカンタイプ、

欧米タイプにどんどんなって来ているというわけです。

 

日本もさらにそうなっていくのでしょう。