経営の神様・稲盛和夫の言葉

そこで前述した通り、「経営の神様」と称された稲盛氏の言葉をご紹介したい。今日のジャニーズ事務所の所属タレント以上に、この言葉が染みる人はいないかもしれない。  「生きていくことは、えてして苦しいことのほうが多いものです。ときに、なぜ自分だけがこんな苦労をするのかと、神や仏を恨みたくなることもあります。しかし、その苦労とは『魂』を磨くための試練だと考えるのです。例えば、病気にかかったり、事故に巻き込まれたり、また事業に失敗したりするなど、生きていれば、様々な災難に遭遇します。しかし、それらはすべて自分の心をつくり、心を磨くために、神が与えてくれたものだと受け止め、逃げることなく真正面から対峙し、さらに努力を重ねていく。そのことが、心を磨くことになるのです」  

「傾きかけた会社で働いていくしか、自分に残された道がないなら、気持ちを切り替えていくしかない。そう覚悟を決め、誰よりも懸命に働き始めてからは、それまで挫折続きであった私の人生が一転しました」  

「常識的には不幸だと思われたことが、運命を開く素晴らしい幸運なのです」(稲盛和夫著『リーダーのあるべき姿』)

ジャニーズタレントに届けたい、経営の神様・稲盛和夫の「挫折人生を一転」させた覚悟の中身(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース