大学院合格インタビュー【公衆衛生学(レジリエンス)・心理学・サブカルチャー論(アイドル研究)】 法政大学大学院政策創造研究科政策創造専攻

【公衆衛生学(レジリエンス)・心理学・サブカルチャー論(アイドル研究)】 法政大学大学院政策創造研究科政策創造専攻

お名前(ニックネーム表記)

You様

合格した大学院・専攻

法政大学大学院 政策創造研究科政策創造専攻文化・都市・観光創造群都市文化プログラム

A講師:法政大学大学院合格おめでとうございます!合格を知った時はどんな気持ちでしたか?

You様:本当に嬉しかったです。進路が決まった事の安心感は一入です。六大学の一つである法政大学は誰もが知っている有名大学です。そうした大学名をこれから自分が名乗れる嬉しさはとても大きいです。

A講師:健康、QOLウェルビーイングなどの研究は、臨床心理学だけでなくてかなり幅広い分野で研究できますもんね。学問をしようと思い始めた方は、どうしても学問界の全体像が見えず、自分が関心があることをどういう学問分野、どういう大学院で研究できるのかが分からずに戸惑ってしまうことがあると思います。いかがでしたか?

You様:大学院の種類がこんなにたくさんある事も知りませんでした。自分の情報量だけでは関心ある学問を研究する機関の選択は狭まっていました。健康やQOL、ウェルビーイングと少し視点を広げて研究できる機関を探すと大きく選択肢が広がり、また同時に、関心ある学問自体の捉え方も変わっていくものなのだと感じました。

A講師:政策創造研究科は、地理学、社会学、メディア論、社会福祉学、都市計画学、オタク文化論、サブカルチャー論、音楽社会学、経済学、経営学などを分野横断的に学べていいですね。ところでどういったことを研究なさるんですか?

You様:はい。政策創造研究科は政策や社会構造など幅広く分野横断的に学べる実践的で応用的なカリキュラムが組まれた研究科だと思います。研究では、サブカルチャー論を選択しました。具体的には、ジャニーズコンテンツの研究とジャニーズファンコミュニティによる心理的影響(レジリエンス)についての研究となります。心理学に長く精通してきた私は、アイドルを学問として研究することに驚きでした。しかし、家族が「アイドル研究は絶対面白いからやった方がいい」とゴリ押しだったので、その勢いに従い、また私も次第に興味をもつようになり、今では進めていきたい研究となりました。

A講師:次に入試科目について聞いて行きたいと思います。入試科目は、「二ヶ国語の和訳、専門科目、面接」「英文和訳、専門科目、面接」「TOEFLと面接」「TOEICと面接」「小論文と面接」「面接」など多様です。自分に合った選抜方式の大学院を受けることが、やりたいことを学べる大学の合格を引き寄せますよね?

You様:多くの能力があれば、受験校の選択肢はぐっと広がると思います。チャレンジできるなら予備校でさらに能力を高めて、選択肢を増やす事が大事だと感じています。年齢の壁はありますが・・・

A講師:入試科目には英語がない大学院もいっぱいありますから、入試の時は英語を使わずに受験して、合格後に英語にしっかり取り組んでもいいですもんね。

You様:はい、英語はいらない受験校もあるので、やはり知らない事が選択肢を狭めるのだと思います。わたしは英語がずっと好きで勉強してきたので、合格後にしっかり取り組もうと思っています。

A講師:大学院受験では英語は必ずしも必要ではないので、英語が得意になってから受験しないといけないと思い込むと、時間が随分過ぎてしまいます。先入観、思い込みを一度脇に置いて受験作戦を練ると、合格に近づくと思います。大学院入試に対して思い込みが強くて、せっかくのチャンスを逃してしまっている社会人は少なくないです。社会人で大学院受験を考えている人に何かアドバイスをお願いします。

You様:自分にとって大事なもの、私の場合は心理学でしたが、それを大事にしながらとりあえず「英語」を除いて、受験できる大学院がある事を知るのはとても大事な事だと思います。

A講師:研究計画書の書き方のポイントは?

You様:多くの文献をA先生が手際よく紹介してくださり、一心にそれを読んでいきました。研究計画書として提出できるよう、いくつかのテーマを提示していただき、それに沿って文章化していきました。そして、あっという間に正式な書類として計画書が完成しました。

A講師:面接の準備のポイントは?

You様:A先生の個別指導ですべて準備できました。A先生は、何気ない普通の会話から突然の面接の練習という、独特の時間で、「相談」という一見生真面目で緊張しがちな取り組みを軽やかに進めてくださいます。わたしはそれが高度なテクニックだなと感じています。また非常に緻密に考えられた面接練習を行ってくださいますので、それを着実にこなしていく事だけで合格は確実なのだと思いました。

A講師:池袋の究進塾は池袋にあります。近くには大きくて文化的な本屋さんの「ジュンク堂」があって、学問的な本の品ぞろえが素晴らしかったりします。東口駅前には尾崎豊ゆかりの喫茶店「タカセ」があったり、いいお店がいろいろあります。池袋でいい息抜きとかになる受験ライフにいいところは何かありましたか?

You様:西武池袋本店7階で、ARTFAIRをやっていましたので、帰りに気分転換できました。

A講師:受験を通して、自分はどのように変わったと思いますか?人としてひとかわむけたと思いますか?

You様:受験を通して、変わったという実感は無いです(笑)もっと内面的に成長しなければと思います。ただ「合格している」という安心感がとてもあります。そうした感覚をもらえた事にただただ感謝している今です。

A講師:大学院受験に関心があってもなかなか行動に踏み出せないでいる社会人に何かアドバイスをお願いします。

You様:昨今は社会人大学院への関心が高まっているように思います。そう感じながらも、私自身も踏み出せずにいた時期もありました。相談会などに出向いた事で受験への道が開かれました。そして学ぶことの楽しさを改めて感じましたので、どうぞ走りだして明日を迎えに行かれみてはとお勧めしたいです。「You、やっちゃいなよ!」という精神は大事だと思います。