観光列車いさぶろう・しんぺい号

 JR肥薩線を走っていた観光列車「いさぶろう・しんぺい」号の見学会が18日、鹿児島市の鹿児島車両センターであった。今後、別の観光列車として改装されるため、特徴的な赤い車体が見られるのは最後。鉄道ファンら約20人が別れを惜しんだ。

 同号は、国鉄時代に製造されたキハ47型で、鋼鉄製の重厚感あるたたずまいが人気。2004年から20年7月の熊本豪雨による運休前まで肥薩線人吉-吉松間を走った。来月改装が始まり、24年運行予定の博多-由布院・別府の新しい観光列車に生まれ変わる。

赤い車体は見納め…鉄道ファン、観光列車いさぶろう・しんぺい号との別れ惜しむ 19日、鹿児島県内ラストラン (msn.com)