合格体験談【社会情報学・行政学・公共政策学(観光・地域ブランド)】法政大学大学院政策創造研究科

インタビュー内容

Q.法政大学合格おめでとうございます。もともと日東駒専(日大・東洋・駒澤・専修)の日大で学んでいて、よりよい環境、より意識が高い人がいるところでさらに学ぼう、就活の学歴フィルターで困らないところに進学しよう、などの複数の理由からの受験だったと思います。日東駒専もいいところですが、MARCH以上だと、学歴フィルターが通りやすくなって就活の時に将来の展望が開きやすいという現実はあるのでよかったですね!

A.ありがとうございます。実際、就職活動を意識したり、自分の将来を考えたりしたときに、「学歴」に不安を感じることも多かったので本当に嬉しいです。大学の友人も就職活動に苦戦しているということもあったので、自分の心に余裕が生まれたなと実感しています。

Q.法政は菅義偉内閣総理大臣の母校ですので、内閣総理大臣を輩出した大学ってなかなかないですよね。日大には、郷ひろみ(法)、関根勤(法)、テリー伊藤(経済)、神田正輝(芸術)、爆笑問題(芸術)、三谷幸喜(芸術)、YOASOBIの幾田りら(芸術)、元櫻坂46の松平璃子(法)、元ももいろクローバーZ有安杏果(芸術)など多様な人が学んだところでいいところですが、日大はタックル問題、前の理事長の脱税、アメフト部員の麻薬などいろいろありました。就活でちょっと不利になるかなと心配したり、せっかくならあと2年、環境を変えて学びたいと思う気持ちはお察しします。MARCHに合格して、ご家族、おじいさん、おばあさんらもお喜びのことでしょうね。

A.本当に喜んでくれました。大学受験の時は合格がいただけなくて、自分自身も悔しい思いをしましたが、両親にも申し訳ないという気持ちがあったので、いい報告ができて本当によかったと思っています。

Q.大学院受験は、大学受験ほど情報が出回っていないですし、出版物は少ないです。ネットの情報はどこまで合っているかわからないものがありますし、他の人が高学歴になるのをブロックしようとしているとしか思えないような記述もあって戸惑う人が多いです。大学院受験は情報が大事なんです。合格してみるとそのことを理解できたのでは?

A.その通りです。実際、A先生に出会うまでは「知っている大学で、知っている研究科で、可能な研究をしなくきちゃ・・・」という選び方しかできませんでした。しかし今、本当に自分が興味のあることや好きなことを研究対象として、自分のレベル以上の大学院に挑戦することができています。違う予備校の説明会では、自分が通っている大学よりも下のレベルを意識した受験を考えろとまで言われた経験もあり、受験のノウハウを知り尽くした先生に巡り会えたことが、本当に幸運だったと感じています。

Q.同じMARCHの大学院でも、ちゃんと定員を埋めようとするところと、あまり入学者を増やさずに、少人数でやって行きたいと思っているところがりますが、初めて受験する人だとその違いを読めなくて大変な結果になってしまいやすいのです。

A.私自身、先生に初めてお会いした時に考えていた研究科は「受かりづらいかも」と言われたことを覚えています。大学院は、大学入試の一般受験よりは簡単という、耳にしていた情報だけで受験していたらと考えるととても怖いです。

Q.「大学院は、大学入試の一般受験よりは簡単」と言われることがありますが、大学受験よりも入試科目が少ないため、大学受験では無理だったところに入れることもあるというわけであり、大学院入試全般がやさしいわけではないんですよ。有名校の穴場が中にはありますが、外部生を歓迎しないところもあり、大学入試の一般入試より簡単とは一概には言えないんですよね。それと研究の姿勢として、研究成果を社会に活かそう、社会課題を解決しようとう社会の役に立とうという発想の大学院もあれば、分析するだけで何か社会問題の改善策を考えようとは全然思っていない大学院があります。その差が分からず受験して行くと、とんでもなくとんちんかんな面接になってしまいます。

A.その分野の専門家である大学教授との面接と考えるだけで緊張するにもかかわらず、話が噛み合わなかったらトラウマになってしまいそうです。私は面接が得意ではないので、講義の中で先生と、研究科の傾向を意識しながらの模擬面接を繰り返し行えたことが合格をいただけた大きな要因であると感じています。

Q.法政の政策創造研究科は、いろいろなことを研究できて魅力がいっぱいの大学院です。政策創造研究科という名前からのイメージと、中身は随分違いますよね?大学院受験は、研究科の内容、入試科目、入れる人数、外部生の入りやすさ入りにくさなどの情報が大事だと分かりましたよね?

A.本当に情報が大事だとわかりました。政策創造研究科であっても、私のテーマは「芸能人の活動によって地域活性化を行うメディアのあり方」というようなものです。実際に研究科にもたくさんのコースや先生がいらっしゃり、多様なことを研究できると思います。研究科の名称やHPの情報以外にも、受験を突破するために重要な情報を得ることが合格への確実な道であると実感しました。

Q.研究テーマは、群馬県の魅力をうまく情報発信して、群馬県のイメージアップ、観光客を増やしたり、名産品の販路を拡大して地域活性化をするようなテーマですよね?群馬県の情報発信は、いつも中山秀征さんと井森美幸さんが出て来て、マンネリ気味なのでもっと工夫をしたより効果的な政策を考えるような研究ですよね?都道府県魅力度ランキングで44位になって、山本一太県知事が激怒して、「訴えてやる!」と怒っていましたけど。

A.いつも40位後半をキープしているので、少し順位が下がっても気にならないほどです!上京してからも群馬出身であると大きな声では言えませんでした。しかし、群馬には群馬の魅力が本当にたくさんありますし、そんな群馬県が私は大好きです。学部時代にメディアを専攻していたこともあり、自分の好きなものと持っている知識を掛け合わせた私らしいテーマになったと思います。

Q.群馬の魅力って何ですか?どうやって伝えるといいと思いますか?ジャニーズの嵐の櫻井くんが群馬出身(前橋)だったり、元乃木坂46白石麻衣が群馬出身(沼田)だったり、パックンマックンのパックンはハーバード大学出身でマックンは群馬県出身だったりしますし、ペヤングソース焼きそばも群馬の会社だったり、ワークマンも群馬だったり、サンリオを創業した人は群馬大学出身だったりと群馬は魅力は多い県ですよね?

A.そうなんです。大学生にも人気の観光地である草津温泉だけではなく、夏や冬にレジャーを楽しむことができる自然豊かなところ、充実した粉物グルメ、戦後の総理大臣が四人もいますし、人気バンドのbacknumberも群馬県出身と魅力がたくさんある県です。私は、群馬県出身の芸能人の方に、もっと群馬のことを発信してほしいな、と考えています。最終的には「翔んで埼玉」のようにコンテンツになることが一番効果的であると思っていますが、長期的に考えていきたいと思っています。

Q.研究方法は、他の県で、アイドルなどの有名人を観光大使などに任命して県のPR活動をしているケースの成功例の分析によって、群馬県のPR政策をより効果的なものにしようというものでした。アイドルの研究を大学院でしていいとは最初は思っていなかったですよね?しかし、堅苦しくて本当はあんまり興味がないことを研究したいと言うよりも合格しやすいですからね!

A.「大学院の研究にアイドル」という全く接点のなさそうな組み合わせを、最初は本当に不安に感じていました。しかし、準備を進めていく中で、好きなものを対象としていたため楽しいと感じることも多く、大学院受験のために使用する時間も苦ではありませんでした。実際、面接でも「熱意が伝わります」と言っていただけたので、好きなものを追求してもいいんだ!と実感することができました。

Q.特に特色がないまじめで堅苦しいことを書いた研究計画書よりも、珍しいことを盛り込んだ研究計画書の方が、面接官の印象に残って、面接が全員終わった後の教授会で、印象に残った受験生として話題に上がって合格しやすいですからね。大学院受験の面接は心理戦でもありますからね。

A.私の研究計画書もなかなか攻めたものであったのではないかと感じています。実際、研究計画を面接で話している時も先生方が笑って下さったり、頷いて下さったことが本当に自信になりました。質問にも、自分の好きなことや、群馬出身だからこそわかる情報を自信を持って返すことができたので合格につながったと思います。

Q.東京大学出版会から『アイドルメディア論講義』という本が刊行されていますし、いろいろなアイドル研究が行われています。せっかく選択肢が多いのに、自分の思い込みでせっかくの選択肢を逃すのはもったいないと思います。思い込み、常識を疑って研究計画書を作って行くと、いい道が開けましたよね?今回の研究は、社会情報学と行政学を融合し、アイドルの観光大使を事例とした研究でした。

A.学問の垣根を超えた研究内容で研究計画書が作れたと思っています。アイドル研究を行政学に取り入れるなんて最初は不安でしたが、頭を柔らかくして、視野を広くすることが重要であると感じました。社会には、自分の思っていること以上に、不思議な組み合わせが良い結果を生み出す機会が、まだまだたくさんあると知ることができました。

Q.乃木坂46のファンではないけれども、生田絵梨花さんだけ好きだそうですね。生田絵梨花さんのようなちゃんとした女性になりたいそうですね!究進塾は、生田絵梨花さんが通った東京音楽大学の近くにあり、おそらく生田絵梨花さんは究進塾の前の通りが通学路でした。究進塾に通うと言うことは生田絵梨花さんの聖地巡礼なのでした。究進塾は個別指導で、教室でもオンラインでもOKで、担当講師との話し合いで、必要な対策ができます。今回は、受験戦略の相談、研究テーマの相談、研究計画書の書き方、小論文対策、研究室訪問の対策、面接対策などでした。合格してみて、究進塾のうまい活用方法ってどんなものですかね?

A.先生はどんな些細な質問にも丁寧に答えてくださいますし、とても良い環境が整っています。短い講義時間ですが、努力するベクトルを明確にすることが一番大切だと思います。今後、どのような人生を歩みたいのかを明確にし、そのために何が今の自分に足りないのかを知ることのヒントを与えてくれます。わからないことはなんでも聞き、不安は残さないことが重要だと思います。正しいベクトルが明確になれば、あとは自分が頑張るだけです!

Q.乃木坂46の生田絵梨花さんは、乃木坂46に入った時に中学3年生で、同じく中3だった、中元日芽香さん、斎藤ちはるさんと「中3トリオ」と言われていました。中元日芽香さんは心身の健康を崩して乃木坂46を卒業しましたが、早稲田大学人間科学部eスクールで学んでカウンセラーになって悩む人に向き合っていますし、斎藤ちはるさんは10枚目シングルまで選抜に入れずにずっとアンダーでしたが、1期生の中で最後に選抜入りしました。そして、明治大学文学部に進学し、就職活動をしてテレビ朝日のアナウンサーになって活躍しています。生ちゃんの周りには学びを重視して努力する人がいていいですね!きっと励みになったことでしょうね?

A.同じ女性として、好きなものを追求し成功すること、そしてそれを人や社会のために活かすことを実現している方々の存在はとても励みになりました。私は乃木坂のようなキラキラした存在にはなれなくても、自分の人生のため、社会や人のために努力できる人になりたいと思っています。

Q.生田絵梨花さんは、中学3年で乃木坂46に入り、将来はミュージカル女優になる夢を持っていたので、ピアノもがんばり、アイドル活動もがんばり、舞台に出演し、花開いて行きました。乃木坂46にいた時は、コンサートで地方に行った際には、他のメンバーがお菓子を食べたり、遊んでいた時には、部屋で持ってきた浮き輪を膨らましたり、空気を出してまた膨らませ、肺活量を増やして、ミュージカル女優になる訓練を重ねていました。やっぱり、努力は大事ですよね。「継続は力なり」ですよね?

A.その通りだと思います。楽な道を選ぶことは簡単かもしれませんが、努力した人にしか感じることができないものがあると思っています。継続するには、ゴールとそのやり方が明確になっていることが大切だと思いますが、A先生が講義の中で毎回それらを確認して下さったので、今よりも充実した生活を意識しながら努力し続けることができました。

Q.今回の合格を体験してみて成長できた点はどんなところですか?

A.効率よく勉強するという点だと思います。大学受験では、とにかく勉強!という意識だけでしたが、今回はA先生の持っている情報やアドバイスをたくさんいただきました。どんなに努力しても、その方法が間違っていたら良い結果を得ることは難しくなってしまうかもしれません。しかし、自分ひとりで頑張ろうとしなくていいということを学び、不安や疑問がない状態を維持しながら勉強することの効果を実感しました。

Q.受験を決意する前の自分にアドバイスをするとしたら何と言ってあげたいですか?

A.そのまま、究進塾のA先生と自分の努力に自信を持って頑張り続けてください。自分の期待以上の結果につながってくると思います!

Q.これから受験の人に何でもいいのでアドバイスをしてあげてください。

A.何もわからない状態で勉強を続けることは不安だと思います。その状況に手を貸してくれる人の存在を信じて努力を続ける強い心があれば、なんとかなると思います。自分の心に寄り添って、たまには少し息抜きをして、受験という長期戦を頑張ってほしいです。

Q.そうですか、池袋での学びがいい思い出になったならばうれしく思います。大学院合格と究進塾の卒業おめでとうございます。