大学院の最新動向4

 1991年以来の文部科学省の大学院拡充政策によって多様な大学院が増えており、学部よりも大学院研究科が増えています。そのため、名前が似ていたり、不思議な名前の大学院が増えているため、せっかくの学びのチャンスがあまり知られないままになっている側面があります。
 一橋大学大学院には、社会学研究科と言語社会研究がありますが、社会学研究科の中に文学、言語学歴史学、哲学、政治学、国際関係論、経済学、地理学、心理学、精神医学、天文学、環境科学などを学べるようになっていますが、言語社会研究科には、言語学、文学、歴史学、哲学、歴史学などこれまた多様な学びができるようになっています。しかし、社会学研究科、言語社会研究科を一橋のHPで見る人は、両方をしっかりと見ることはあまりないでしょう。